読書日記
引き出し
『察知力』(中村俊輔)より、
僕はよく、“引き出し”という言葉を遣う。積み重ねてきた経験から生まれる“対応力”という意味合いに近いかもしれない。
ある場面に出くわしたとき、どういうやり方で対処できるのかと考える。過去の体験を活かし、解決策を模索する。そのとき“引き出し”を開ける。
たくさんの引き出しがあると、自分を信じることができるから、相手が誰でどんな場面だろうと、妙なプレッシャーを感じることはない。
“引き出し”とは、対処法とか得意技のようなものでしょうか。
こういう場面・問題ではこの対処法・得意技が役に立つ、という“引き出し”が自分にあるといいのでしょう。
幸せになるための“引き出し”としては、自分なりの幸せになる方法や得意な幸せになる考え方などがあるでしょう。
“引き出し”を料理のレパートリーのように考えるとわかりやすいかもしれません。
“引き出し”は、自分が出くわした問題や設定した課題をクリアしていく中で、一つ一つ増やしていければいいのだと思います。
“引き出し”がたくさんあれば、それだけ多くの場面・問題で活用できます。たいていの場面・問題はなんとかなるだろうと思えるのではないでしょうか。それは“自信”にもつながると思います。
自分の人生で役に立つ“引き出し”をたくさんつくれたらいいのでしょう。