しあわせ日記
幸福を味わう
“幸福を感じる”ことが大事です。
『見えていても見ない、聞こえていても聞かない、
食べ物をつめこむだけで味わいもしない、
雨上がりの土の湿ったにおいに気づかない、
人と交わっても伝え合うべき気持ちがわからない――
心当たりがあるのでは?
これらをひっくるめて、無関心といいます』 ジョン・カバット・ジン
『心ここに在らざれば、視れども見えず、
聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず』 「大学」
関心がなければ、身のまわりにいいもの(幸せ)があっても充分に感じることはできないのでしょう。
心をすましてごらん
『本当の喜びは、味わいの中にある。
物事の中にあるのではない』 ラ・ロシュフーコー
『あじわう、ということは、どんなささやかなことでも
宝石に変えてしまう不思議な体験です』 五木寛之
「味わう」ことができるといいのでしょう。
『大事なことは何か。なにごとによらず、
一つずつの行為を十分にあじわいながら、
その一瞬を大切に過ごすこと』 五木寛之
『味わうのはそれぞれの当人なのであるから、
当人が味わうはたらきをしない限り、
ほかからはなんともいたし方がない』 和辻哲郎
幸福感の価値を知り、「味わおう」と心がけることが大事なのではないでしょうか。