読書日記

  肯定的な意味を見出す

 PHP9月号の特集は『心のやわらかい人、強い人 プラスもマイナスも楽しめる生き方』。
 榎本博明さん(心理学者)は、
 どのようなものごとにも良い面・悪い面いろいろある。
 思い出すのも嫌な過去の辛い出来事も、視点を変えれば、あれがあったからこそ今の強い自分があると、否定的な出来事の中にも肯定的な意味を見出すこともできる。
 自分は細かすぎて神経質だという人も、見方を変えれば繊細でよく気がつく人といえるかもしれない。
 悪い出来事にも良い面があるのでしょう。悪い面ばかりを見るのではなく、良い面にも目を向けることができるといいのでしょう。
 また、人生という長い目で見ることができるといいのではないでしょうか。

 悪い出来事があった時には、まず、「こういうこともある」のような受け入れる考え方を心がけることで、悪感情を小さくできるといいでしょう。
 心が落ちついたら、「いいことかもしれない」「いいきっかけにしよう」「いい経験にしよう」などといいように考えるようになれると、なおいいでしょう。

 不幸な出来事をすぐに幸せ向きに考えるのは難しいかもしれませんが、時間をかければどのような不幸も幸せに変えることはできると思います。

 人にも良い面と悪い面があります。自分も他人も、一面だけを見て全面的に悪く考えないほうがいいでしょう。(自分に対する考え方人に対する考え方
 繊細なのも、人に気を使うのも、真面目なのもいいことです。でも、度が過ぎると不幸になりやすいのでしょう。ちょっと心の力を抜いて生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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