読書日記

  一歩前に出ろ

 PHP7月号の特集は『心が晴れる言葉、元気になれる言葉』。
 伊藤たかみさん(作家)は、
 疲れているときには、一歩前に出ろ。明日はそれでちょうどよくなっているから――。

 今から10年以上前、まだ勤め人だった頃に上司からたびたび言われた言葉だ。
 癒しの時代にはまったく反対をいくものかもしれないが、仕事が行き詰まったり立て込んでつらいときなどは、未だに思い出して反芻する。
 人生には大変なときもいろいろあります。
 疲れているとき、忙しいとき、困ったとき、苦しいとき、迷ったとき、悩んだとき、つらいとき、・・・。
 そんなとき、ただ嘆いたりイヤがったりしていても、なんにもなりません。そのために、やるべきことがおろそかになるようでは、さらに悪い状況になってしまうことにもなりかねません。

 そんなとき、「一歩前に出よう」「少しでも前へ進もう」「やるべきことをしっかりやろう」などと考えられるといい場合が多いのではないでしょうか。
 少しずつでも前進すればいつか終わるのです。一つ一つ終わらせていくしかないのです。行動してみれば意外に容易にできることもあるでしょう。一所懸命にやっていれば、誰かが助けてくれるかもしれません。
 「動いて解決を目指そう」「歩きながら考えよう」などと考えるのもいいでしょう。

あと一歩だけ 前に 進もう

 ただし、自分の限界を超えてやろうとして倒れたり燃え尽きたりしてしまうのは回避しなければなれません。
 「やめよう」「休もう」などと勇気を出して決断することも大事です。
 限界の判断は難しいと思いますが、その時々に真剣に考えて判断したのなら、どちらでもいいのだと思います。

 粘り強く努力できる人はそれだけうまくことが多いでしょう。
 そうなれるように、自分の心を支える言葉自分を励ます言葉を身につけることができるといいのではないでしょうか。



   

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