読書日記

  あなた自身が変わる

 『困らせてくれてありがとう』(マーク・I・ローゼン)より、
 厄介な人に対処するための選択肢6 「あなた自身が変わる」。
 相手の言動にいちいち反応するのをやめる。それだけでいい。何をされても気にせずに、イライラするのをやめるのだ。

 自分を変えるには、問題を見る目も変えなくてはいけない。「これは自分自身について学び、よりよい人間になるための絶好のチャンスだ」と考えられるようになれば、得るものも多い。

――厄介な人に対処する一番の方法は、あなた自身が成長することである。内面が変われば、対人関係もおのずと変わってくる。
 厄介な人がいても、イライラしたり苦にしたりせずに、過剰反応しないようになれればいいのでしょう。
 そのためには、幸せになる考え方を心がける習慣をつくることだと思います。

 その前に、厄介な相手への悪感情が強くなったり長くなったりするのは「自分がそういう考え方をしているから」。そういうことが多い人は「そういう考え方のクセがある」。そして、厄介な人への対処法の第一は「自分を育てること」と考えられるようになれるといいでしょう。
 そうすれば、厄介な人との問題も「自分を育てるいいチャンス」、厄介な人は「自分を育てるいい練習相手」などと考えることもできるでしょう。

 人に対する悪感情考え方が変われば、対人関係も変わってくるのではないでしょうか。
 すぐには難しいでしょうが、時間をかければ自分を変えることはできる、と思います。



   

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