読書日記

  悩みは「愛すべきやっかいもの」

 PHPスペシャル4月号の特集は『明日が変わる、悩みからの脱出法』。
 矢野真紀さん(シンガーソングライター)は、
 悩みなんてないにこしたことはないですよ。
 けれど、それによって自分は成長させてもらっていると感じるし、悩みによって作品が生まれるのも事実。
 そう、私にとって悩みは「愛すべきやっかいもの」といったところです。

 傷ついたりつらい思いをすることで、人の心の痛みを知ったり、相手を思いやることができるのかもしれない。
 だとしたら、悩みに感謝しなくちゃいけないと考えるようになりました。
 幸せに暮らすためには、できるだけ悩まないほうがいいのでしょうが、悩むことで成長できるということもあるのです。
 悩んだ経験が人間としての深みのようなものを生み、それが仕事や人間関係などにかもし出されることもあるのではないでしょうか。

 悩み苦しみ、つらい思いをした経験が人を強くすることも、思いやりの心を生むこともあるでしょう。

  『涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く 花のように』 岡本真夜

  『人は悲しみが 多いほど 人には優しく 出来るのだから』 武田鉄矢

 悩みが生まれたら、それに感謝し、愛する(大切にする)ことで自分を育てられるようになれたらいいのではないでしょうか。
 悩みは神が与える人生の課題なのかもしれません。(その課題を乗り越えるたびに“幸せ”というご褒美がある)



   

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