読書日記

　　与えられた課題をやり抜く

　『「やりたいこと」がわからない人たちへ』（鷲田小彌太）より、
　やりたいことがある。しかし、いましなければならない課題がある。
　やりたいことは、逃げない。いつでもやれる。だから、この目の前にある課題をさっさと片づけよう。

　与えられた課題を懸命にやり抜くと評価がでる。
　やり抜くことで、技術と能力とガッツが身につく。どんな困難に対しても持続力と集中力をもって立ち向かうことができるようになる。
　結局、やりたいことをやり抜く力を獲得することになる。
　やりたいことがあっても、他にやるべきことがあって、今すぐにはできないこともあります。
　だからと言って、不満ばかりを思って、やるべきことに身が入らないようでは、自分のためによくないのでしょう。
　そういう生活態度が習慣になってしまったら、人間として堕落することになり、ますますやりたいことができなくなるのではないでしょうか。

　やるべきこと（やらなくてはならないこと）があるのなら、せっかくやるのならイヤイヤやるのではなく、一所懸命にやったほうがいいのでしょう。（少しでも楽しめたら、なおいいでしょう）
　どんなことでも一所懸命にやり抜けば、得られるものがあるのではないでしょうか。
　たとえば、技術や能力、集中力や忍耐力、人からの評価や信頼、いい経験と自信、・・・。

　それらが自分のやりたいことをやる際に役立つ、と信じていいと思います。
　そんな中でも、一所懸命にやり抜く力を獲得することが一番大きいのかもしれません。



　　　

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『「やりたいこと」がわからない人たちへ』鷲田小彌太

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