読書日記

  空気も足も・・・

 『にんげんだもの』(相田みつを)より、
 空気の中にいるから 空気を意識しない
 歩くときに 足を意識しない
 人間は、ふだん空気を意識していませんが、空気が無いと生きていけません。(当たり前?)
 突然空気の無い所に行ったら、きっとすごくもがき苦しむことでしょう。(あくまでも想像ですが)

 ふつう人間は歩くとき、自分の足を意識していませんが、足が不自由だとそれだけ歩くのは困難です。
 私は、アキレス腱を切ったり膝を痛めたときに、思うように歩けないことの不自由さを痛感しました。

 何かが有る幸せ、何かができる幸せ、誰かがいてくれる幸せのようなものが、実はたくさんあるのだと思います。
 その中には、健康、安全、自由、平和なども含まれるでしょう。
 これらは不幸でない幸せとも言えるでしょう。

 有る幸せについては、「有るのが当たり前」と思っていると何も感じることはできませんが、  「○○が有って、よかった(幸せ)」「○○がいてくれて、よかった(幸せ)」「○○ができて、よかった(幸せ)」など考えれば、幸せな気もちになれます。さらに、「ありがたいなぁ」と感謝できれば、より確かな幸福感を感じられるでしょう。

 私は、時折、「(深呼吸をして)あー、気もちいいなぁ(好好)」「ラクに歩けて幸せ」「日本に生まれて幸せ」などと思い、幸せを感じられることがあります。
 また、気分がいいときに「健康で幸せ」と思い、入浴中に体に感謝することもあります。

 ときには、ふだん意識していない今自分に有る幸せを想い、幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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