読書日記

  体に感謝する

 『静かな人ほど成功する』(ウェイン・W・ダイアー)より、
「胃腸よ、膵臓よ、目よ、手足よ、いつも一生懸命働いてくれて、本当にありがとう」と体のさまざまな器官に対して感謝を口にする習慣をつければ、細胞や分子だって喜んで、あなたの健康も一段と増進することは間違いなしです。

 自分の肉体に欠陥があるように言うのはやめましょう。
 体を大切に扱えば、えてしてスピリチュアル・ライフも向上し充実してくるものです。心身は、一体のものです。
 心から感謝できると幸せな気もちになれますが、感謝されたほうも喜ぶでしょう。
 それは体の部分でも、動物でも、植物でも、生きているものすべてがそうかもしれません。細胞や分子だって喜ぶのかもしれません。

 少なくとも自分の体の部分に感謝の言葉をかければちゃんと伝わり、喜ぶような気がします。
 喜ぶとその部分がほんの微かに元気になるような気もします。
 それを習慣にすることは、体と心の健康にいいのではないかと思います。

 習慣にするのにいい方法が、すでにある習慣に便乗する(付け加える)ことです。
 体の部分に感謝するのは、お風呂で体を洗う時にやるといいのです。
 今洗っている体の部分一つ一つに「ありがとう」と心を込めて言えばいいのです。

 体に感謝することが習慣になると、自ずとふだんから体を大切にできるようになれます。
 心身の健康をキープすることは、気分よく・幸せに生活するためには大事なことです。

 何かを大切にするということは、自分の心を大切にすることにつながる、と思います。
 感謝の気もちから何かを大切にできるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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