読書日記

  かねが有れば便利、無いと不便

 『にんげんだもの』(相田みつを)より、
 かねが人生のすべてではないが
 有れば便利 無いと不便です
 便利のほうがいいなあ
 現代社会では、ふつう、おかねが無いと生きていくことはできないでしょう。
 おかねがある程度無いと、不便だったり不自由だったりして生活するのが大変でしょう。
 おかねがある程度有れば、心がけしだいで(それなりに)幸せに暮らすことはできると思います。

 どの程度有ればいいかは、人それぞれです。
 おかねが少なくても平気な人は、幸せになりやすいでしょう。
 おかねがたくさんないと気がすまない人は、それだけ幸せになりにくく、不幸になりやすいのではないでしょうか。

 おかねが有れば有るほど幸せになれる、ということはないと思います。
 「幸福とお金の方程式」というニッケイ新聞の記事によると、「オカネが幸福をもたらすのは、ある一定水準までである。それ以上は、幸福とオカネは無関係である」という学者の説もあるそうです。

 おかねに執着しすぎて、幸せになれない人、不幸になっている人も多いような気がします。
 おかねを得ることや貯めることが生きる目的にのようになってしまい、おかねを自分の幸せのために使えない人もいます。
 おかねは幸せを得るための手段の一つであって、自分の幸せのために使ってこそ、相応の価値が生まれるのではないでしょうか。

 だからといって、おかねを軽視したり悪いもののように考えるのも問題だと思います。
 ちゃんと働いて稼ぐ、安易に仕事を辞めない、無駄遣いはしない、ある程度は貯金する、自分の幸せのために遣う、・・・このようなことが大事でしょう。

♪よーく考えよー お金は大事だよー

 ですが、幸せは、おかねやものの豊かさよりも、心の豊かさによるもの、です。
 自分の心の幸せのために、おかねを大切にできるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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