読書日記

  試練と考える

 『静かな人ほど成功する』(ウェイン・W・ダイアー)より、
 人生には、主観的に見れば、やりきれない悲しみで、絶望のふちに落ち込み、悲嘆に暮れる経験は誰しもあるでしょう。

 悲しいからといって、いたずらに嘆くのではなく、まさに「身をかがめたからこそ、この地上における試練のバーを高く飛び越えることができる」と考えられるようになるのです。
 悲しいことやつらいことの経験は、自分を強くするために役立ちます。

 『涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く 花のように』 岡本真夜

 『幸福は身体にとってはためになる。
  だが、精神の力を発達させるのは悲しみだ』 プルースト

 悲しい時、悔しい時、つらい時などに、「試練だ」と考えることもできます。

イヤな人も いい練習相手  すべてのことはいい経験

 つらい気もちをバネにすることもできます。

 『私の人生の重荷は神の贈り物なので、この重荷をむしろ尊重して、
  私自身のバネにしなくてはならない』 ヘレン・ケラー

 このような考え方ができるようになれば、「自分もけっこう強くなれた」と思えるでしょう。
 実際に、悲しみやつらさに耐え、心の力をつけることが、将来の幸せにつながるようになるのではないでしょうか。



   

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