読書日記

  自分を愛するとき、人々をも愛する

 『LOVE 生きるということ、愛するということ』(レオ・バスカリア)より、
 あなたが自分自身をどれほど知っているか、その程度に応じて、あなたは他の人々も理解できる。われわれはお互い、違っているというよりは似ているのだから。

 あなたが自分自身を愛するとき、あなたは人々をも愛する。そしてあなたがどれほど深く自分を愛しているか、その深さと程度によって、他の人々をも愛することができる。
 自分のおろかさを知る人は、人のおろかな行為にも寛大になりやすいでしょう。
 つらいことを経験として知っている人は、人のつらさを思いやることもできるはずです。
 自分の幸せを知る人は、人の幸せも考えやすいでしょう。

 自分を知るということは、人間を知るいちばんいい方法だと思います。
 人間を知ることが人を理解することに役立つのでしょう。
 そして、自分に対する考え方人に対する考え方に通じるのだと思います。

 自分を愛せない人は、人を愛することも難しいのでしょう。
 愛するためにはその能力が必要でしょう。能力がある人は、自分も人もその他の様々なものも愛することができるのではないでしょうか。
 まずは自分を愛することから始めてみるといいのかもしれません。

まず自分から



   

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