人は一生懸命に働くことによって、たんに生活の糧を得るだけではなく、心を磨くこともできるのです。 この労働を通じて「人間の心をつくる」というのは、現在の日本人にはとりわけ重要なことだと思います。 仏教は「精進」を勧め、そこで心がつくられていくとしています。ここに私は働く意義を見出すべきだと思います。