読書日記
逆境は自分を強くさせるチャンス
PHP7月号の特集は『もうクヨクヨ悩まない――「強い自分」になるヒント』。
大沢たかおさん(俳優)は、
目の前の壁を地道にコツコツ壊していくしかありません。壊せばその分、確実に心の筋力はアップする。
逆境は、自分を強くさせるチャンスだと考えればいいわけです。
あえて自ら逆境に身を置いたりもします。
未知なるもの、新しいもの、難易度の高いもの、といった逆境に。
誰の人生にも、ときおり大きな壁があるでしょう。小さな壁ならけっこうあるのではないでしょうか。
そういう壁を一つ一つ乗り越えていくことで、力をつけていけるのだと思います。
そのことによって、少しずつ高い壁も乗り越えられるようになるのでしょう。
回避したほうがいい壁もあると思います。
でも、いつも困難から逃げていてばかりでは、自分を強くすることはできないでしょう。
その結果、大きな壁をまったく乗り越えられない自分になってしまうのは、自分のためによくないのではないでしょうか。
自分の壁となるような逆境は「自分を強くするチャンス」「いい経験になる」などと“いいように”考え、正面から取り組むことができたらいいのでしょう。
むしろ、「あえて逆境に身を置こう」「いい経験をするつもりでやってみよう」などと、自らそういう環境に飛び込めたら、なおいいのでしょう。
『人が環境をつくり、環境が人をつくる』
幸せになるために「自分を育てる」という人生目標をもてば、自分を強くする環境に身を置く決断もできるのではないでしょうか。