読書日記

  感情がコントロールできない要因

 『自分のこころがすっきり見える51のヒント』(町沢静夫)より、
 自分の感情がコントロールできない一つの要因としては、感情をコントロールする習慣があまりないということです。ことに若い人の場合はそうです。

 もう一つは、コントロールする力以上に欲望が強すぎるということがいえます。
 どんなに感情をコントロールができる人でも、欲望があまりにも強ければ、コントロールできなくなります。

 つまり、欲望の強さと、感情をコントロールする力の両方がからみあっているのです。
 自分の感情をコントロールするためには、その能力が必要です。
 能力は、工夫しながら心がけを続ければ、向上させることができるでしょう。
 努力しだいで、感情はある程度はコントロールできるようになれると思います。

 それでも、悪感情が強くてなかなかコントロールできない時もあるでしょう。
 悪感情が強くなってしまうのは欲望が強すぎるのかもしれません。
 「絶対に(すぐに/完璧に)○○しなければならない」のような思い込みが強い人もそうでしょう。
 「○○らいいな」ぐらいのソフトな望み方ができればいいのではないでしょうか。

 また、感情は受けとめ方やその後の考え方によって大きく変わります。
 幸せになる受けとめ方をし、幸せになる考え方ができるといいでしょう。
 そういう意味では、感情のコントロールに役立つのが「ハオハオ」という考え方です。

いいことは 好!好! 悪いことは ハオハオで行こう!

  いいように考えよう ハオ好で行こう!

現実は現実  ○○たらいいな  ではどうしたら?

 感情をコントロールできるようになるためには、その心がけを続けることだと思います。
 それが習慣になれば、時とともに少しずつ自分の感情をコントロールできるようになれるでしょう。



   

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  51のヒント』町沢静夫

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