修養ばかりでなく、何を志すときでも、自己向上を目的とする。 そして、その目的とする自己向上は、ただ単に自分の幸福だけのためにするんじゃない。 自他の幸福のためにするんだ、という広い意味を忘れてはいけない。 そうしてはじめて、自分の勉強にも努力にも、非常なぞくぞくするような力が湧いてくるのだ。