読書日記

  決断しないことは悪い選択

 『人生は100回でもやり直しがきく』(アレクサンドラ・ストッダード)より、
 何よりも大切なことは、選択しないということは決してよい解決法ではないということです。
 そして、そうした態度は、習慣となって、実は繰り返されやすいのです。

 受け身で構えている人、ただ待っている人は、人生を謳歌することはできないでしょう。
 なぜなら、その人の人生には、興奮も、喜びも、充実感もないからです。何も行動しないところには、何も起こらないのです。
 何かを選択しなくても、他の価値あることができていればいいのでしょう。
 でも、何も選択せず、何もしないのは、自分のためによくないでしょう。

 大事な選択をよく考えるのはいいことです。
 でも、迷ってばかりで何もしないのはよくないでしょう。

第三の選択はやめよう

 行動しなければ得られないものは多いでしょう。
 「いいことがない(いい出会いがない)」と、だだ待っている人に、いいこと(いい出会い)は少ないでしょう。
 行動しても得られない場合もありますが、少なくともいい経験とすることはできるはずです。
 何もしなければ、だんだん臆病になって、ますます決断できなくなってしまうのではないでしょうか。

 決断できないのは、優柔不断や臆病な性格ではなく、考え方のクセ・習慣と考えたほうがいいでしょう。
 選択・決断で迷った時の幸せになる考え方を身につけることができるといいのではないでしょうか。

 決断できない人は、困難や失敗を考えることで不安や恐れの気もちを膨らませてしまうのでしょう。
 困難を覚悟し、失敗の危険性を受け入れる考えができれば、決断できるでしょう。

 なんのリスクもないことをやっても、得られるものは小さいでしょう。
 成功も失敗もあるからワクワク・ドキドキし、困難があっただけ成功した時の喜びも大きいのでしょう。
 一所懸命に努力するから充実感も感じられるのでしょう。

 自分の人生をより豊かにするために、幸せになれる(可能性のある)選択を決断できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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