読書日記

  人間関係の修行

 『ツイてる!』(斉藤一人)より、
「人間は、みんな、人間関係を修行するために、この世の中へ生まれ出てきている」
 そんなことを、私は考えています。そして、この人間関係の修行のなかで、最大の修行が結婚、というのが私の持論なんです。

 何の修行かというと、人は人を変えられない、という人間関係の修行です。

 この修行を乗り越えるには、まず、相手に期待しないこと。それから、相手を絶対変えようとしないこと。この二つしかありません。
 「人生は修行の場」と考えれば、物事の受けとめ方が変わり、感じ方も変わるでしょう。
 人生で起こる出来事(特に悩みや問題)は、すべて修行になるのです。
 「すべてのことはいい経験」「イヤな人はいい練習相手」などとも考えられるのではないでしょうか。

 人生の修行の中で大きいのは“人間関係の修行”なのでしょう。
 世の中にはいろんな人がいます。それぞれが自分の考え(価値観・生き方など)で生きています。
 自分とは違うのが当たり前です。
 でも、人が自分の思うようにしなかったり、人と自分の考えややり方が違ったりすると、イライラしたり争ったりしてしまうことがあると思います。

 人にイライラする原因は、「相手が変わることを無意識に期待しているから」でしょう。
 相手がそのままでいいと思えるのなら、そんなにイライラしなくてすむはずです。

 「人は変えられない」「相手に期待しないほうがいい」と考えられるようになれるといいのでしょう。
 さらに、「この人にはこの人の□□がある」「自分と違っていていい」と考えれると、なおいいでしょう。

 “修行”というと“つらい”ことをイメージしがちですが、人生の修行は「幸せになるため」にするのだと思います。
 つまり、修行が進み、自分が成長すれば、それだけ幸せに(暮らせるように)なっていけるということです。
 人間関係の修行が進めば、それだけ人間関係で悩み苦しむことが減り、それだけ幸せに過ごしやすくなれるのではないでしょうか。



   

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ツイてる!』斉藤一人

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