読書日記
希望を持って生きる
PHP10月号の特集は『生きるとは、どういうことか?』。
多湖輝さん(千葉大学名誉教授)は、
自分の人生で何が起きたとしても、それを受け入れていくしかない。
だからこそ私たちは、笑って強く生きていくしかないのです。
「明日」という字は「明るい日」と書きます。そう、明日には「明るい未来」が待っている。
そんな希望を持って、私はいま、このときを生きていきたいと思います。
人生にはいろんなことが起きます。不幸なことや恵まれないこともあるでしょう。それはしかたがありません。
それを「どうしてこんなことが・・・」「信じられない」「こんなことがあっちゃいけない」「どうして自分だけが・・・」などと考えていると、不幸な気もちが強く・長くなってしまいます。
起ってしまったことは、まずは現実を受け入れるように心がけたほうがいいのです。「こういうこともある」「現実は現実」「しかたがない」などと考えることがことができれば、不幸な気もちは小さくなり、より早く忘れることができるでしょう。
人間には“忘れる”という素晴らしい能力があるから、どんなに不幸なことからも立ち直ることができるのだと思います。
忘れられるから、いいことがあれば笑ったり喜んだり楽しんだりできるようになるのです。
「忘れよう」と思っても忘れられるものではありません。(「忘れられなくてもいい」)
本当に忘れるためには、まずは現実を受け入れ、次に希望を持って、幸せに向かって歩き出すことだと思います。
現実は現実
○○たらいいな
ではどうしたら?
明日には「明るい未来」の可能性があるのです。現実には「暗い未来」の可能性もあります。
「明るい未来」を目指して努力すれば、明るい未来の可能性が高くなるでしょう。
実際には、希望を持ち、希望を目標に変えて、それに向かって努力すればいいのです。夢や目標を愉しんで生きられるようになれたら、なおいいでしょう。
希望を持って、明るい気もちで、イキイキと、今を生きられるようになることが、何よりも大切なのではないかと思います。