読書日記
小さなことからコツコツと
ＰＨＰ９月号の特集は『「気配り」のできる人――対人関係がラクになるヒント』。
西川きよしさん（漫才師・お笑いタレント）は、
その人が精神的・肉体的につらくなったとき、少しでも楽になるよう荷物を背負ってあげる。それが本当の気配りだと思います。
ただし、そんなものは一朝一夕に身に付くものではありません。
やはり「小さなことからコツコツと」です。
相手のことを本当に思いやりながら、焦らず、気負わず、自然体で、自分にできることを地道に積み重ねていく。
これが人との良好なお付き合いを、太く、長く続けていく秘訣ではないでしょうか。
相手をすごく喜ばせるような気配りは、そうはできるわけではありません。
すごい気配りをやろうと思っていては、なかなか行動に移せないのでしょう。
小さいことでいいのです。相手が少し楽になるようなこと、ささやかな気遣い、ちょっとしたお手伝いなど、思いやりが形になればいいのではないでしょうか。
そのためには、焦らず、少し心の力を抜いて、自分にできることをやれればいいのでしょう。
気配りを、大きな一つの行為をしようとするのではなく、小さいことの積み重ねと考えたほうがいいのではないでしょうか。
気配りができる人というのは、そういう小さい気配りが習慣になっているのだと思います。
また、気配りを心がける習慣を続けることで、少しずつ身につけていくことができるのでしょう。
まさに、「小さいことがコツコツと」積み重ねることが、気配りができる人になるための秘訣なのかもしれません。
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