読書日記

  早起きの習慣

 『スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法』(エクナット・イーシュワラン)より、
 時間をつくるもっとも簡単な方法は、あまりに単純すぎて、多くの人が見落としていることです。つまり、早起きをすること。

 さらにここで薦めたいのは、起きてすぐ一日のスケジュールに突進していくのではなく、瞑想をしたり、啓発的な本を読むための時間を、毎朝30分間とることです。シャワーを浴びたり、モーニングティーを飲んだりしたあとでもかまいません。

 このシンプルなステップを踏むだけで、生活の質がかわってきます。
 一日の始め方が大事なのだと思います。
 実際には、朝ギリギリに起き、あわただしく一日を始めている人も多いのではないかと思います。
 スローな心で始まれば、その日全体にスローないい影響を与えることができるのではないでしょうか。

 朝30分でいいのです。心静かな時間を過ごすことができればいいのでしょう。
 本を読んだり、音楽を聴いたり、散歩をしたり、木々の緑や草花を眺めたり、ただ座っていたり、・・・。
 その前に、シャワーを浴びたり、お茶やコーヒーなどを飲んだり、深呼吸をしたり、軽いストレッチをしたり、・・・心身を目覚めさせることをするのもいいのでしょう。

 このようなスローな時間を過ごす朝の習慣をつくることができれば、スローライフに近づけるのでしょう。
 習慣になっていないことは、はじめは強く意識してやらないとできません。それを続ければ、やがて習慣となり、自然にできるようになれます。自分にできることは習慣として身につけられるのです。
 習慣にするポイントは、できる心地好く、味わってやることだと思います。それが一日の楽しみの一つになれば、いちばんいいのではないでしょうか。

 朝は“ゴールデンタイム”と言われます。
 早起きすれば、人に邪魔されることなく、自分の時間を大切にできるのです。
 他の時間と違い、予定の変更もめったになく、習慣として続けやすいでしょう。
 心も体も元気で、集中しやすいでしょう。
 そして、朝の心の状態は、日中につながっていくでしょう。

 朝一から、あわただしく過ごしたら、目指すスローライフは遠のいてしまいます。
 朝から始めて、少しずつスローな心で過ごせる時間を増やしていけたらいいのではないでしょうか。
 そのために、早起きする習慣がとても大切なのだと思います。



   

次の日の日記

スローライフでいこう』

ホームページ