読書日記

  引きずらないことが大事

 PHP6月号の特集は『心が晴れる、気持ちの切り替え方』。
 古田敦也さん(プロ野球・ヤクルト選手兼監督)は、
 一つの負けや失敗を引きずらないというのもすごく大事なことなんです。
 人によっては、ひと晩寝たらすぐに忘れるという人もいるし、腹が立つからお酒を飲んで発散するという人もいるでしょう。そこは人それぞれの方法があっていいと思う。
 結局、そうやって上手く切り替えられる人間が生き残っている世界だと思います。
 人生には、うまくいかないこともあります。
 幸せになるため、不幸にならないためには、「引きずらない」ことが大事でしょう。

 動揺したり落ち込んだりして、やるべきことがおろそかになれば、他の問題を生んでしまうでしょう。
 自信を失うと、さらにうまくできなくなるでしょう。
 失敗を恐れて、行動できなくなる人もいます。
 人のせいにしたり、人に八つ当たりをしたりしてしまうと、人間関係に悪影響を及ぼし、その結果として自分がつらい思いするのではないでしょうか。
 不幸な気分で長い時間過ごすようでは、心身の調子も悪くなり、ますます幸せに暮らすことは難しくなるのではないでしょうか。

 「いい経験にしよう」と反省をして経験から学ぶことも大事ですが、「引きずらないようにしよう」と心がけることも大事でしょう。
 一つの悪い出来事を引きずらないためには、心(考えと気持ち・気分)を切り替えることでしょう。
 心を切り替えるための幸せになる考え方を心がけ、うまく気分転換ができるようになれるといいでしょう。(「仕事上のミス・失敗」も参考になると思います)
 すぐにはうまくできないかもしれませんが、自分なりの幸せになる考え方や気分転換法を一つ一つ身につけていけたらいいのではないでしょうか。

 どのような世界でもそれなりに厳しいのだと思います。その中で生き残っていくためには、悪い出来事をできるだけ軽く受け流し、切り替えられるようになることが、自分にとって大切なのではないでしょうか。

“柳に風”流の しなやかな強さを身につけよう



   

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