読書日記

  自分の目的との平和な関係

 『ときどき思い出したい大事なこと』(ディック・J・ライダー)より
 目的に基づいて仕事をすることで、方向感覚が得られる。
 目的なしでがむしゃらにつき進んでいては、最後には迷子になってしまうだろう。

 それどころか、人生や仕事における真の喜びなしに生きることになってしまうだろう。自分が自分の目的と平和な関係を結ばないかぎり、自分の仕事に充足感を見出したり、自分のもてるものに満足することもできないはずである。
 目的が定まっていれば、方向性がしっかりし、自分が目指す方向に進めるでしょう。また、迷わずにすむでしょう。

 自分が目指す方向へ前進していることが実感できれば、喜びも湧くでしょう。
 日々の前進や進歩に充足感や充実感を感じることもできるのではないでしょうか。

 ただし、自分が進んでいる方向が自分が心から望んでいる方向でなければ、喜びも充足感も感じることはできないでしょう。
 自分の心が望む目的を持つことが大事なのでしょう。

 目的がなくても生きていくことはできます。気ラクでいいのかもしれません。
 流れに身を任せて生きるのも悪くはないのでしょう。どんな生き方をしても、それぞれにいろんな出会いがあるでしょう。
 でも、目的がないと、不安になったり迷ったり空しくなったりしやすいのではないかと思います。

 自分の目的がはっきりしているほうが生きやすいような気がします。
 自分の心と自分の目的が平和な関係を結んでいる人は、自分の幸せに向かって生きられるということであり、それは幸せな生き方と言えるのではないでしょうか。



   

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目的の力』ディック・ライダー

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