人には、環境に対する優れた適応能力が、生まれつき備わっているのです。人はどのような環境にあっても、悩みや問題を抱えていても、それなりに幸せに暮らせるようになれるのだと思います。
幸せになるには、この能力を鍛えていくだけでいいのです。
そのためには、自らの脳に愛情をかけ、そして100パーセントの働きをしてもらうように心がける必要があります。
意識して、自分のなかに「脳」という別人がいると思ってください。
この脳を育ててやることが重要なのです。あなたが、ヨチヨチ歩きの赤ん坊の親だとすれば、自分のことはなりふりかまわず、赤ん坊だけに愛情のすべてを注いでいることでしょう。
これと同じことを、あなたの脳にもしてあげなければなりません。脳は脳自身でコンディションを整えることができない存在です。
大切なことは、「自分の脳を愛情を持って育ててあげる」ことです。
次の日の日記 『「幸せ脳」は自分でつくる』久恒辰博 ホームページ |