読書日記

  絶望しないよう希望と信念を

 『愛するヒント 生きるヒント』(レオ・バスカリア)より、

 苦しいときや絶望したときこそ、自分自身を受け入れ、無知を一掃し、誤った認識を改める目ざめの時にもなるのだ。

 「希望」ほどよく効く薬はない。どんな心の傷にも、必ず解決方法があるという「信念」ほど、よく効く強壮剤はない。
 苦しいときや絶望しそうになったときこそ、自分を守るために、幸せになる考え方を心がけたほうがいいと思います。

 まずは受け入れる考え方を心がけることで、少しでも心を落ちつかせることができたらいいでしょう。
 「こういうこともある」「現実は現実」などと、現実を受け入れる。
 「今こういう気もちになるのはしかたがない」「こんなふうに考えてしまうのも無理はない」などと、自分の心を受け入れる。
 「こういう時もある」「誰にでも悩みや問題はある」などと、問題があることを受け入れる。

 次には、希望がもてる考え方を心がけることで、少しでも心の中が明るくできるといいでしょう。
 「この苦しみもいずれは解消する」「時が解決してくれる」「平穏に過ごせるときがきっとくる」「朝の来ない夜はない」などと。

 また、「解消しない問題はない」「すべてのことはいい経験になる」「なるようになる」のような信念を言葉にできたら、少しは心を強くすることができるのではないでしょうか。

 そして、「今の自分に何か問題があるのではないか?」「不幸になる考え方をしているのではないか?」「何か改善できることがあるのではないか?」「何か学ぶことができるのではないだろうか?」などと考えれば、気づけることがあり、何かを学ぶことができるのではないでしょうか。

 苦しいときや絶望しそうになったときに、このような考え方を心がけられる自分になれたらいいのではないでしょうか。



   

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