これまでの人生を振り返ると、辛かったときに心の支えになってくれた言葉にいくつか出会っています。それらに共通していたのは、私を変えるために発せられた言葉ではなく、私を理解していることを伝える言葉だということでした。自分のまわりに生きる力を無くしている人がいたとしたら、どうしたら生きる力や勇気を与える言葉をかけてあげることができるのでしょうか。
大切なのは、相手の胸の内を丁寧に考えて、本当に思ったことを自分の言葉で伝えてあげることではないでしょうか。
無理に励まそうとしなくてもいい。根底にある想いを感じ取り、受け止め、理解する。そこから紡ぎだされた言葉をかけるだけで十分なのです。
人は、「自分には通じ合う人がいる」というかけがえのない存在を感じることができたとき、また前に歩いていけるようになるものです。
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