しあわせ日記

10月2日(月) 人生に役立つ仕事

 『人生論』(武者小路実篤)より、
 人間はこの世に食うために生まれたのではなく、健全な肉体は正しく働くためにあるのだ。
 正しい仕事はつまり、自分の健康をそこねない。そして他人に迷惑を与えない。できたら他人に悦びを与える。また他人の生活に役立つ仕事でなければならない。

 直接、間接でもいい何か人間のために役に立つ仕事を、自分で考え出せれば考え出し、自分で考え出さないでもいい仕事なら手つだう。それは美しいことだ。
 立派な仕事は人生に役立つ仕事をすることだ。
 仕事で健康を損ねるようではまずいでしょう。それでは仕事も満足にできないでしょうし、幸せに暮らすこともできないでしょう。
 人に迷惑をかけないというのは当たり前のことです。ましてや仕事上では誠意をもって接することが大事でしょう。悪いこととわかっているのなら、自分の(人生を汚さない)ためにやめたほうがいいでしょう。
 人に悦びを与えられれば、自分もうれしいでしょう。そういう仕事ができることは「幸せ」と思っていいのではないでしょうか。

 仕事は、何かしら誰かの役に立つことだと思います。
 少しでも、より役に立てるように工夫できたらいいでしょう。
 人の人生に役立つ仕事は、立派な仕事と言えるでしょう。また、人間(人類)に役立つ仕事もあるでしょう。そのような仕事に関われれば、すごく幸せなのではないでしょうか。

  『食べるために生きるな。生きるために食べよ』 イギリスのことわざ

 「働くために生きるな。幸せに生きるために働け」
 仕事のために、幸せに生きることを犠牲にしてはならないと思います。
 自分(と人)が幸せに生きるために、働くことができたらいいのではないでしょうか。

自分が幸福になるように働け (本田宗一郎)

仕事は思いきって楽しもう (R・カールソン)

自分の喜びを追求する行為が 他人の幸福への奉仕につながるものでありたい



   

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武者小路実篤の『人生論』

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