しあわせ日記
9月28日(木) 生きる意味を問う
『〈希望〉の心理学』(白井利明)より、
時間的展望は、人間が生きることの意味を問う存在へと導く。
人生の有限性や死の認識は、生きる意味や今を生きることの大切さについても考えさせる。
時間を逆算して考えるようになると、一度しかない人生であることの重みが増す。
生きることの意味を考えられる生物は、人間だけでしょう。
それは、過去−現在−未来という人生を考えること(時間的展望)ができるからだと思います。
さらに、人生に限りがあるとわかるから、より真剣に考えるのではないでしょうか。
人生に終わりがあるのなら、生きる意味はあるのか? 人間の生きる意味は? 自分にとっての生きる意味は? などと考え、自分なりの答えを見つける人もいれば、見つからない人もいるでしょう。(生きる意味は「わからない」でもいいと思います。その辺については、「なんのために生きるのかわからない」をお読みください)
でも、「どうせ生きるのなら、幸せに暮らせたほうがいいでしょう」というのが私の考えです。
また、「幸せを感じられることが、自分にとっての生きる意味」と言ってもいいのではないでしょうか。
人生の終わりとして死があり、限られた時間を考えることで、「今を大切にしよう」と考えられることはいいことだと思います。
また、「たった一度の人生だから」と、自分の人生を大切に考えれるのもいいことでしょう。
人生の有限性や死や残された時間について、否定的・悲観的に考えないように心がけつつ、自分(の人生/限られた時間/生命)を大切にすることを考えられたら、と思います。