しあわせ日記

９月７日（木）　どのようにすれば素晴らしい体験になるか？

　『どう生きるか、自分の人生！』（ウエイン・Ｗ・ダイアー）より、
　クリエイティブで活気にあふれた人であるためには、まず現在の自分の状況を見わたしてみて、次のように自問してごらんなさい。
　「この体験は、どのようにすれば自分にとってすばらしいものになるだろうか。自分の教訓となり、また、糧となるようにするためには、どのようなことを言い、どのように考え、またどのように行動すればよいのだろうか」
　「人生は体験の連続」と考えれば、人生をよりよくするためには、一つ一つの体験を大切にすることが大事でしょう。
　そのために、「この体験は、どのようにすれば自分にとって素晴らしいものになるだろうか？」と考えてみるのは、とてもいいことではないかと思います。

　たとえば、仕事や育児や勉強などは、大変なこともあるでしょうが、人生の中での素晴らしい経験になり得るでしょう。
　時には、「このことは、どのようにすれば自分にとって素晴らしいものになるだろうか？」と、よく考えてみるといいのではないでしょうか。

　もっと身近な、生活の中ですること、たとえば、食事の時間、友達といっしょの時間、一人の時間、歩く時間などについて、「この時間は、どのようにすればもう少し素晴らしいものになるだろうか？」と考えてみると、何か工夫できるかもしれません。

　また、大変なこと、イヤなこと、わずらわしいこと、困難なことなども、「この体験は、どのようにすれば自分にとって素晴らしいものになるだろうか？」と考えれば、何か得られるものがあるのではないでしょうか。

　そのことをやる目的がはっきりすれば、それをヒントにさらに考えられそうです。
　楽しむため、目標を達成するため、充実感を得るため、自分を育てるため、自分の幸せに役立てるため、・・・。
　たとえば、「このことをもっと楽しむためには、どのようにすればいいだろうか？」「このことから何かを学び、自分を育てるためには、どのようにするのがいいだろうか？」などと考えてみると何か思いつくかもしれません。

　このような自問をすることで、人生の一つ一つの体験を少しでも素晴らしいものにしていけたらいいのではないでしょうか。



　　　

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