しあわせ日記

８月２５日（金）　人の役に立つ能力と役割

　『「大切にされる人」９４のヒント』（斎藤茂太）より、
　あなたも、何かの能力を身につけよう。
　貴重な能力、希少価値のある能力、すばらしい能力、生きるために必要な能力。こういう能力を身につければ、大勢の人から大切にされることは間違いないと思うが、どうだろうか。

　それほど貴重でなくても、世界的レベルの技術でなくても、あるグループの中で必要な役割を持てば、その人間関係の中で大切にされる。必要な役割を見つけ出し、引き受けて、しっかり遂行すること。
　これは「大切にされる人」になる確実な方法である。

　「人の役に立つ人」は、人から大切にされるということでしょう。

　貴重な、それも人の役に立つ素晴らしい能力を身につければ、大勢の人から大切にされるのかもしれませんが、人を楽しませる能力とか、人を喜ばす能力とか、人をやすらげる能力とか、人を思いやる能力とか、・・・もうちょっと一般的な能力でも身につければ、まわりの人から大切にされるのではないでしょうか。

　私がおすすめするとしたら、人の話をよく聞く（聞き上手の）能力でしょうか。
　さらには、人を幸せにする（人を愛する）能力を身につけるのがいちばんではないかと思います。

　人間関係の中では、自ずと役割のようなものが生まれると思います。
　その場における自分に合った役割を考え、良い関係に貢献することができるようになれば、そのグループの中で大切にされるようになるでしょう。

　人の役に立てることは、幸せなことです。
　自分から喜んで誰かの役に立てるようになれたらいいのではないでしょうか。



　　　

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『「大切にされる人」９４のヒント』

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