しあわせ日記
8月19日(土) 自分のことは棚に上げて
PHP9月号の裏表紙の「棚上げ」より、
事がうまくいかなかったとき、お互いともすると、自分のことは棚に上げて、他を責める。“あの人がちゃんと説明してくれなかったから、こうなったのだ”“自分は悪くない。悪いのはあの人だ”。
他人を責める前に、自分には非はなかったのか、完璧だったのかと、一度胸に手を当てて顧みたい。そうすれば、一つや二つ、なからず自分のいたらなかった点が見えてこよう。
「人のせい」にすると、「自分のせい」じゃないと思えるからラクになれるのでしょう。
人を責めることでうまくいかなかった鬱憤を少しは晴らせるのかもしれません。
「人のせい」にすれば、自分はそれ以上何もしなくていいのでしょう。
一方、責められた人はつらいでしょう。
責める相手にも非があると思える場合には、腹が立つのではないでしょうか。
自分の責任を少しも認めずに、「人のせい」にする人は、低く評価されるでしょう。
うまくいかないことを平気で繰り返す人は、さらに低く評価されるでしょう。
人を責める前に、「自分には非はなかったのか?」「完璧だったのか?」とよく考えてみれば、何か思いつくことがあるのではないでしょうか。
自分の責任を認め、そのことを謝り、同じことを繰り返さないように反省し、対策をする。
そのほうが、今の自分のためにも、相手のためにも、自分の評価のためにも、将来の自分のためにもいいでしょう。
つい「(自分以外の)□□のせい」と思っても、「自分にも何かいたらなかった所があるのではないか?」と謙虚に考えられるようになれたら、と思います。
それは、人間として大きな成長だと思います。