しあわせ日記

8月18日(金) 自分たち次第

 PHP9月号の特集は「夫婦――だから大切なこと」。
 愛川欽也さん(タレント)は、
 結局、夫婦のあり方って時代とともに変わるし、人それぞれでしょ。理想の夫婦なんて存在しないし、夫婦の定義なんていうのもない。自分たち二人だけの夫婦像を築けばいいんだよね。
 これに対して、安藤和津さん(エッセイスト)は、
 そう、幸せになるもならぬも自分たち次第。自分はこの人と一緒に幸せになるんだ。結婚するときにもっていたその気持ちを、大切にすることですよね。
 いろんな夫婦があっていいのでしょう。
 ケンカをしない夫婦は少ない(“冷たい関係”は長い冷戦)でしょうし、意見や価値観がすべて合う夫婦はいないでしょう。
 ケンカを時々しても、意見や価値観が合わないことがあっても、現在の関係をお互いが(ある程度)納得していればいいのでしょう。

 親子や兄弟でも仲が良いとは限りません。
 家族の仲が良いのは幸せなことだと思います。でも、家族がそんなに仲良くはしていなくても、それぞれが幸せならいいのではないでしょうか。
 夫婦でも(新婚の時期はともかく、時を経て“家族”になれば)同じようなことが言えるのではないでしょうか。

 もちろん、いつまでも仲が良い夫婦は幸せでいいのですが。
 「夫婦はいつまでもすごく仲良くなければいけない」と思い込んでしまうと、現実の家庭生活では不幸になりやすいでしょう。

 とは言え、夫婦が愛し合うことで共に幸せでいられることが理想です。
 そのためには、結婚する時には互いの目標であったはずの“幸せ(な家庭)”を思い返したほうがいいのかもしれません。
 その共通意識がもてれば、幸せのパートナーシップを築くこともできるのではないでしょうか。

 たとえ相手の気持ちが自分ほど“幸せ(な家庭)”に向いていないとしても、「まず自分から」家族を愛する幸せを感じられるようになるために努力できたら、と思います。
 自分が幸せになれれば、家族もそれなりに幸せになれるでしょう。

 結婚は「幸せになるため」にするのだと思います。(結婚しなくても、幸せになる方法は他にもたくさんありますが)
 そのことを忘れないほうがいいのではないでしょうか。



   

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