しあわせ日記

6月12日(月) 自分の欲というエゴを抑える

 PHP7月号の特集は「好感を持てる人、品を感じる人」。
 山崎武也さん(ビジネスコンサルタント)は、
 自分のエゴを前面に押し出そうとする人は、自分のことを考えるだけで頭がいっぱいになり、相手のことを考える余裕がまったくない。

 その逆で、自分のエゴを抑える人は、それだけ心に余裕ができるので、人のことも考える余力がある。

 要するに、自分の欲というエゴを押さえれば、奥床しい言動となり自分の品格を高めることができるのである。
 心の余裕がないのは、自分のことばかり考えているからなのかもしれません。
 自分が望むこと、言いたいことなど、自分の欲に頭を支配されてしまうのでしょう。
 もしくは、「自分を良く見せたい」「人に悪く思われたくない」というような隠れた思いがあるのかもしれません。
 いずれにしても、そういう人は人には好かれないのでしょう。

 自分を出すのは悪いことではないと思いますが、まわりの人のことをいっさい考えずに自己中心的な言動をするのは、自分の品位を落とすことになるのではないでしょうか。

 と言っても、そいうことは無意識にしてしまうのでしょう。
 「欲をなくそう」と思ってもできることではありません。
 むしろ、その場の雰囲気や人の気もちを考えるように心がけることが、自分の欲から心をそらし、自分の心に余裕を生むことになるのではないでしょうか。

 「品」の中には、“奥ゆかしさ”も含まれるのでしょう。
 それには、節度と思いやりの心が必要なのかもしれません。

 品のある人にはすぐにはなれないでしょうが、「なりたい自分」をもって、一生をかけて少しずつ近づいていけたらいいのでしょう。
 少なくとも、「品がない人にはなりたくない」「ジコチューにはなりたくない」「思いやりのない人にはなりたくない」のような歯止めがあったほうがいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

好感を持てる人、品を感じる人

ホームページ