しあわせ日記

5月7日(日) 人格を高める

 『自助論』(サミュエル・スマイルズ)より
 人は誰でも、すぐれた人格を得ることを人生最大の目的とすべきである。

 われわれは、知恵を発達させ、人格を高め、より豊かで幸福で価値ある人生を送るために学ぶべきだ。
 人生の目的は、人それぞれにいろいろあっていいのでしょう。(人生の目的が特になくても、生きていくことはできます)
 でも、幸せになりたいのなら、そのことを人生の目的にし、そのために努力したほうがいいのではないでしょうか。

 一時的に幸せになるためには、何かを手に入れたりいろんな方法があるでしょうが、永続的に幸せになるためには、幸せになれる人になること、つまり、幸せになれる人格を養うように努力することが大切だと思います。

 幸せになれるかどうかは、その人による所が大きいでしょう。
 その人の人格/人柄/性格/人間性というようなものによって、物事をどう受けとめ、どう考え、どう対処していくかは違います。その結果として幸不幸も変わってくるでしょう。

 幸せになれる人はどういう状況にいてどんな選択をしても幸せになれ、幸せになれない人はどういう状況にいてどんな選択をしても幸せになれない、ということが多いような気がします。

 何かをするためには、そのための能力が必要でしょう。幸せになるためには幸せになる能力が必要、と考えることができるでしょう。
 幸せになる能力を向上させることが、自分の人格を高めることになるのだと思います。
 能力は努力すれば向上させることができます。幸せになる能力を高めるためには、自分を変え、自分を育てる努力をすることが大事でしょう。

 幸せになる能力・人格は、急に向上させることはできないでしょう。
 でも、努力を続ければ少しずつ向上するものです。それにつれて、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるものです。
 「自分を育てていけば、少しずつ幸せになっていける」と信じて生きていけることは、とても幸せなことではないでしょうか。



   

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