しあわせ日記

4月29日(土) 人から学ぼうとする習慣

 『自分を鍛える』(ジョン・トッド)より
 何かを学びとってやろうという意気ごみですべての人に接する。
 この習慣を身につけると否とでは、四十歳になるはるか以前からその人の人格に顕著な違いが出てくる。
 人生の目的は、幸せになること。
 幸せになるために、自分(の心)を育てる(幸せになる能力を向上させる)。
 そのために、人から何かを学びとろう。

 このように考え、それを心がければ、人から学べることは多いのではないでしょうか。
 探せば、手本としたい人がいるのではないでしょうか。
 見習いたい所をもつ人はけっこういるでしょう。
 また、優れた人と自分を比べて、嫉妬したり、落ちこんだりすることも減るでしょう。

 自分にとって嫌な人や苦手な人も、人間(関係)について学ぶための「いい練習相手」と考えることもできるでしょう。
 自分をイライラさせたりイヤな思いをさせたりする人も、反面教師と考えれば、自分は「人にこんなことをしないようにしよう」「こういう人にはならないように気をつけよう」とは考えられるでしょう。
 少なくとも、「世の中にはこんな人もいる」ということを学ぶことはできるでしょう。

 『我以外皆我師』 吉川英治

 と考えられたらいいのかもしれません。

 学ぼうと思えば、人以外からも学べることがいろいろあるでしょう。
 「すべてのことはいい経験」と考えることもできるのではないでしょうか。

 「何かを学びとってやろう」という意気込み(心の姿勢)になれるだけでも、物事の見方が変わります。その結果として、その事から受ける感じ方も変わり、イヤな感じも小さくなるでしょう。
 何か学べることが見つかった時には、気もちがラクになるでしょう。
 あとから振り返って、学んだことがその後に活かされたと感じられれば、「いい経験だった」と思えるようになるでしょう。

 まわりの人や自分の経験から「何かを学ぼう」と心がけることが習慣になれば、歳を重ねるにしたがって、自分が少しずつ成長し、それだけ幸せに暮らせるようになっていけるのではないでしょうか。



   

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◇「よい習慣を身につける

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