しあわせ日記

4月23日(日) 1日の計画を立てる習慣

 『自分を鍛える』(ジョン・トッド)より
 私も自分の経験から、計画を立てないでやった日は、立ててやった日の多くとも半分ぐらいのことしか満足にできないことを知っている。やり方に最大の注意を払った時が最大の成果があがるということは、誰もが経験しているところである。
 このように計画を立ててやれば仕事というのは大騒ぎせずとも粛々としてはかどるものである。
 “計画を立てる”のはいい方法だと思います。
 ただし、計画に縛られてしまうようでは、つらいだけになってしまうでしょう。
 それでは、いい努力もできず、また続かないのではないでしょうか。

 そこで、“計画を立てる”ことを“充実感を感じる”習慣の一部と考えることをおすすめしたいと思います。

 まず第一に、朝、その日の計画を立てる。(出かける前に家で、通勤・通学の途中で、仕事・勉強を始める前に、など)
 5分以内で立てる。(時間をかけすぎない)
 綿密な計画でなくてもいい。(きょうは、これと・・・これをやればいい/これをこのくらいやればいい)
 “計画を立てる”というよりも“予定を確認する”という感じでもいい。
 「少しでも楽しもう」と工夫できると、なおいいでしょう。

 第二に、1日の中で時折、その日の計画を思い出す。
 計画よりも遅れていたら、追いつけるように「頑張ろう」と努力する。
 計画通りもしくは計画より進んでいたら、「早く終わったら何をしようか?」と考えてみるのもいい。楽しいこと・いいことが思いつけば、それを楽しみにすることで、さらに拍車がかかるでしょう。

 第三に、1日の終わりにその日を振り返る。(仕事・勉強が終わった時、帰りの途中、夜一息ついた時、浴槽の中で、寝る前に、など)
 「きょうもよくやった」と思えれば、充実感を感じられるでしょう。
 完ぺき主義は不幸の元です。60%できたら「それなりによくやった」と思えるといいでしょう。計画を立てなかった場合と比べて、少しでもできたと思えるのなら、「よかった」と思う。
 思うようにできなかった場合には、「どうしたらできるか?」を工夫する、もしくは計画を少し減らす。そして、「明日は頑張ろう」と考え、終了。
 思い通りにできた場合には、「よくやった」「えらい、えらい」などと自分をほめる。甘いものやビールなどのごほうびをあげてもいいと思います。「明日も(充実感を感じられるように)頑張ろう」と考え、終了。

 こんなふうに(あとは自分なりにやり方を工夫)することが習慣になったらいいでしょう。

 自分の夢や目標が特にないという人は、「できるだけ気分よく過ごそう」「少しでも幸せを感じよう」のような生活目標を朝に考えるのもいいのではないでしょうか。
 一日の終わりに「きょうも(ある程度/それなりに)○○できた」と思えれば、充実感を感じられるでしょう。

 日々充実感を感じて生活できることは、とても幸せなことだと思います。
 なおかつ、人生を充実させ、それが幸せな人生につながるのではないでしょうか。



   

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◇「よい習慣を身につける

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