しあわせ日記

4月6日(木) 他人に期待するのをやめる

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
・他人に期待するのをやめるようにする。期待するのをやめれば、裏切られたといって腹を立てることもなくなる。
 人に腹が立つのは、相手に「○○してほしい」「××してほしくない」のような(無意識の)期待があるからかもしれません。
 もしくは、「相手(人)はこうすべきだ」のような思い込みがあるのかもしれません。

 人が自分の思いや期待を裏切るようなことをしたからといって、腹を立てるのは一人相撲のようなものではないでしょうか。
 自分が勝手に期待したり思い込んだりして、一人で腹を立ててしまうのです。

 と言っても、人への期待や思い込みは無意識の場合が多く、つい腹を立ててしまうのはどうしようもないでしょう。
 人に腹が立った時に、「してくれないのは当たり前」「××することもある」のように(心の中で)言うことで、怒りを抑え爆発しないようにできればいいのだと思います。

 また、人に対するイライラや怒りがおさらまらないのは、相手が変わることを(無意識に)期待しているからでしょう。
 相手がそのままでいいと思えるのなら、そんなにイライラしなくてすむはずです。

  『人と人とのあいだに起こる問題のほとんどは、
   誰しもがまず他人を変えようとするところから
   発生するのです』 ロバート・コンクリン

 「こんな人もいる」「この人はこういう人」などと現実の相手を受け入れ、相手が変わることを期待しないようにできたらいいでしょう。
 さらに、「こんな人のためにイライラするのは損だ」などと考え、心を切り替えられると、なおいいでしょう。

 人にある程度期待してもいいと思います。
 期待に応えてくれたら、素直に喜んで、その気もちを相手に伝えられるといいでしょう。感謝の気もちからお返しの行動をするのもいいでしょう。

 ただし、相手が期待に応えてくれなくても腹を立てないほうが自分のためにいいでしょう。
 期待しすぎないように、「○○してくれたらいいな。(してくれなくてもかまわない)」ぐらいに思えたらいいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

怒りの感情コントロール法

自分のための人生
 (ウエイン・W・ダイアー

ホームページ