しあわせ日記

1月23日(月) 気の力

 PHP2月号の特別企画は「免疫力をアップして健康に暮らそう!」。
 「Q&A 免疫力の素朴な疑問」(安部良・東京理科大教授)より、
Q.気が張っていると風邪をひかないのは本当?
A.適度な気合いは免疫力を高めます

 興奮物質のアドレナリンは免疫力を上げる作用もあるのです。ただし分泌され続けると、逆に免疫力を下げてしまいます。
 一時的に気合いは効果がありますが、続くとよくないのです。
 「気が張っていると風邪をひかない」というのは、経験したことがある人も多いと思います。
 何か大きな行事とか、仕事の締め切りとか、試験とかのあとに、風邪をひいたり体調を崩したり。

 それがアドレナリンと免疫力の関係とは知りませんでした。
 私は、気が張っていると血液の流れがよくなって体温が上昇するから風邪をひきづらい、という感じかと思っていました。
 また、寒い気が体に入り込むよりも(熱い)気が外に出るほうが強ければ風邪をひかないというイメージで、風邪対策として体を温めるとともに気合を入れる、ことをしたりもします。

 心の問題も“気”が低下した時に起こりやすいような気がします。
 心の免疫力にも“気の力”の影響があると思います。

 “気の力”の元は“元気”だと思います。
 免疫力の中には“元気”も含まれているのではないでしょうか。
 心身ともに元気なほうが病気になりにくいでしょう。

 心が寒くなり気もちが沈み(心が風邪をひき)そうになったら、「元気を出そう」「気合を入れよう」「テンションをあげよう」などと工夫してみるのもいいのではないでしょうか。

 と言っても、緊張や集中や興奮などは、強すぎてもよくないでしょうし、長くは続かないのでしょう。
 もう少しソフトに“気の力”を高める方法のほうがいいのかもしれません。
 たとえば、ワクワク・ドキドキできることです。
 大きなワクワク・ドキドキはそう頻繁にはないでしょうが、小さなワクワク・ドキドキなら日々感じることもできるのではないでしょうか。
 また、生活の中に小さなワクワク・ドキドキがたまにある、ぐらいなら長く続けても問題ないような気がします。

 ワクワク・ドキドキするためには、希望をもって、それを目標に努力すればいいのでしょう。目標達成への努力の過程を愉しめるようになれたら、なおいいでしょう
 また、好きな人がいればドキドキすることもあるでしょう。好きな人と関わることを増やせば、生活の中にドキドキ・ワクワクを増やせるでしょう。好きな人を幸せにする幸せを感じられるようになれたら、なおいいでしょう。

 ソフトに気を高めるもう一つの方法は、幸せを感じることだと思います。
 幸せを感じることが心を元気にし、心の免疫力を高め、不幸の予防に役立つのではないでしょうか。



   

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