しあわせ日記

12月19日(月) 「ひと手間」かける

 PHP1月号の「今を生きる〜わたしの見方・考え方」は、千宗室さん(茶道裏千家家元)。
 楽しく充実した人生を送りたいと誰もが思っています。何に充実感を覚えるかは人それぞれですが、充実感を得る方法はただ一つ。それが「ひと手間」かけることです。
 人間関係を充実させたいのなら、言葉や気持ちにひと手間かける。美味しいものを食べたいのなら料理にひと手間かける。幸せな家庭をつくりたいのなら、家族との時間に手間をかける。その積み重ねが豊かな人生を築くことになるのです。
 「○○したい」と思うのなら、そのために工夫や努力をすることが大切なのでしょう。
 ただ嘆いたり不満に思ったりしているだけでは、何も変わらないでしょう。
 どうしたら自分が望むようになるかを考え、それを実行することが大事です。

 そのために役立つのが、「○○たらいいな。ではどうしたら?」という考え方です。
 自分の望みが叶うことを想像することで幸せの予感を感じ、それを力に今できることを(考え)始められるといいでしょう。
 その際に、「ひと手間かけよう」「ひと工夫してみよう」「(もう)ひと頑張りしよう」などと考えれば、実践しやすいのかもしれません。

 幸せになれない人は、「○○したい」と思うことが少ないのかもしれません。
 また、実現が難しいことばかりを望んでいたら、なかなか幸せにはなれないでしょう。
 今の自分に実現可能な望み・目標をもって努力することが肝心だと思います。

 目標を意識して努力すれば、それなりの充実感を感じることも可能でしょう。
 一日の終わりにその日を振り返って、「きょうも(それなりに)よくやった」と思えれば、充実感を感じられるのです。
 完璧主義は不幸の元です。60%できたら「それなりに(ある程度/まぁ)よくやった」と思ったほうがいいでしょう。
 このような習慣をつくれば、日々(それなりの)充実感を感じて生活できるでしょう。

 目標には、「少しでも愉しもう/味わおう」「気分よく生活しよう」「あの人との関係がもう少し良くなったらいいな」「それなりに幸せに暮らそう」というような生活目標もあります。
 このような目標なら、達成できる日も多いのではないでしょうか。

 ひと手間でも、小さな工夫でも、短時間の努力でも、積み重ねが大きいのだと思います。
 ひと手間ひと手間、工夫を重ねていくことが幸せな生活、豊かな人生につながるのではないでしょうか。



   

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