しあわせ日記
11月17日(木) 正解は一つじゃない
PHP12月号の「わたしの幸福論」は、萩本欽一さん。
正解はこれしかないと決めつけるから辛くなる。これが幸せだと決めつけるから、そこにたどり着けない人が苦しむことになる。人生は台本通りには進まない。その人なりのアドリブがあるから楽しい。
みんながそれぞれに、幸せのアドリブを演じていけばいい。そしてそれを互いに認め合えればいい。
「○○たら、いいな(幸せ)」と、目標をもって努力するのはいいことです。
でも、「○○にならないと、幸せになれない」と思い込んでしまっているような人もいます。
それでは、目標が実現するまでは、幸せにはなれません。
その目標が実現しないと判断した時には、絶望して、さらに不幸になってしまうでしょう。
「幸せはたくさんある」と思えたほうがいいでしょう。
一つの幸せが得られないとしても、他にも幸せがあるとわかっていれば、絶望しなくてすむでしょう。
自分がすでにもっている幸せもあることがわかっていれば、「今は幸せ」と思うことも可能でしょう。
日々の生活の中で感じられる幸せもいろいろあるとわかっていれば、それだけ幸せに過ごせる時間を増やせるでしょう。
一つの目標をあきらることになっても、次の幸せの目標を見つけることができるでしょう。
人生はそんなに思い通りにはいかないでしょう。
でも、その状況その状況でよく考えて対応すれば、そんなにひどいことは少ないでしょう。
その場その場で楽しむ工夫をすれば、それなりに楽しめることが多いでしょう。
思い通りにいかないからと、努力をやめてしまうのがいちばんよくないのではないでしょうか。
「人生はどうなるかわからないからおもしろい」とも考えられるでしょう。
その時その時に「ベストを尽くそう」と努力していれば、思っていなかったようないい結果になることも多いでしょう。
経験のないことをいくら考えても、実際にやってみなければわからないことが(いいことも悪いことも)いろいろあるはずです。
どうなるかわからない人生の中で、自分なりに工夫をしながら、自分なりの幸せを見つけていけるようになれたらいいのではないでしょうか。
そのためにも、「幸せはたくさんある」と思えるようになれたほうがいいでしょう。