しあわせ日記

8月15日(月) 自分を出す秘訣:「嫌われてもいい」

PHP9月号の特集は
 「自分をうまく出せる人・表現できる人の秘訣」。
菅野泰蔵さん(カウンセラー)は、
 「自分を出せない」と思っている人たちのほとんどは、その答えを知っているようだ。「人からどう思われるのか不安だから」「怖いから」というのがその理由である。

 人から嫌われてもいいと覚悟すると、自分を出せる。
 ただし、「嫌われる」と言っても、ちょっと嫌われるくらいでなくて、脅迫状が毎日来るくらい、考えられる限りの最悪の事態を想定しておくのである。すると、実際にはそこまで最悪の事態にはならない。
 「自分を出せない」という人は、相手がどう思うかを気にしすぎなのではないでしょうか。
 それは、「人に悪く思われたくない」「人にバカにされたくない」「人に嫌われたくない」というような思いが心の中にあるからでしょう。
 そういう思いは誰の心の中にでもあるのだと思いますが、それが強すぎるのかもしれません。

 「嫌われてもいい」と覚悟できれば、自分を出しやすくなるでしょう。
 将来の悪い事態を覚悟(想定し、受け入れることが)できれば、怖れは小さくなります。

 それに実際には、そういう悪いことにならない場合のほうが圧倒的に多いしょう。
 もし、悪い事態になったら「その時はその時」と考えてもいいのではないでしょうか。
 また、自分がある程度気を使っているのに、それを悪くとったり、誤解するのは「相手の問題」とも考えられるでしょう。

 相手の思惑を気にしすぎて自分を出せないよりも、「嫌われてもいい」と覚悟して自分を出せたほうが、自分にとっても、自分と相手の関係にとっても、いいことのほうが多いように思います。



   

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