しあわせ日記
7月9日(土) 孤独 〜ヒルティの『幸福論』
『幸福論』(ヒルティ/岩波文庫)より
ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である。
“孤独”というと、「寂しい」イメージがありますが、「一人の(自由な)時間」とも考えられます。
自由な時間は使い方しだいで、幸せな時間にすることが可能でしょう。
日常的に幸せになるためには、「自分を育てる」ことが必要だと思います。
自分を育てるために、「自分を省みる時間をもつ」ことをおすすめしています。
自分の生活を振り返って、幸せ(な気もち)になれた時を思い出せば、自分の幸せのヒントが見つかるかもしれません。
自分の生活を振り返って、不幸(な気もち)になった時を思い出せば、その原因(自分の不幸になる考え方など)に気づけ、対策を考えれるかもしれません。それに気づかない限り、何度も同じことを繰り返してしまうのではないでしょうか。
自分の生活を振り返り、自分の言動や心(感情・望み・思考)を洞察するためには、一人の時間が必要です。
自分を育てることができる師・パートナー・仲間・ライバルのような存在がいる人は幸せだと思います。
それでも一人の時間が必要だと思います。
人に依存していてはなかなか成長できないでしょう。
自分でよく考え、自分で選択し、自分らしい生き方ができるようになれたらいいのではないでしょうか。
また、人に対する依存心が強い人や、寂しさに耐えられない人は、(幸不幸が)人に左右されやすいでしょう。
人間関係で深刻に悩んでしまうことも多いと思います。
「一人も楽しい(好き)」と思えれば、人間関係の問題も少し力を抜いてラクに考えられるのではないでしょうか。
一人は寂しい
ハオハオ 一人は楽しい
好好
一人は寂しいと思うか、
一人はやりたいようにやれて楽しい・気がラクと考えるか、
どちらが幸せになる考え方でしょうか。
好きな人と二人は好好
仲間といっしょも好好
一人も好好
それぞれにいい、と思えたらいちばんいいのではないでしょうか。
一人の時間を大切にして確実に幸せに過ごせるようになれれば、それなりに幸せに暮らせるようになれるでしょう。
それは、心がけしだいで誰にでもできるようになれることだと思います。