しあわせ日記
6月15日(水)心を遣って自分の幸せを探す
PHP7月号の「わたしの幸福論」は
河合隼雄さん(カウンセラー/文化庁長官)。
今の日本は、幸せを見つけるのが大変難しい時代になっています。
一流大学を卒業して一流会社に入る。そうすれば一生楽に暮らしていける。こんなに幸福なことはないと信じていた時代があった。つまり、外から与えられていた幸福感に満足できる時代があったのです。今はそんな時代ではありません。外から与えられるのではなく、自分の内から湧き出てくるものを見つける。そういう努力が求められるでしょう。
一生懸命に心を遣って、自分にとってのやり甲斐や興味を探さなくてはいけません。
自分の幸せを本気で探していない人、幸せになろうと努力していない人も多いような気がします。
「幸せになりたい」と思う人は、一生懸命に自分の幸せを探し、幸せになるために努力したほうがいいのではないでしょうか。
何に幸せを感じるか、何を幸せと思うかは、人それぞれです。
自分が本当に幸せを感じられるもの、幸せと思えるものを見つけることが肝心です。
自分の幸せを探すためには、自分の心を遣うことが大切なのでしょう。
『人はおのれの好むものを得てこそ幸福であるが、
他の人々が好ましいと思うものを得たとて幸福ではない』
ロシュフーコー
でも、幸せを感じる能力が足りない人は、いくら探しても幸せを感じられるものはなかなか見つからないでしょう。
幸せを感じられるようになれば、幸せはたくさんあることがわかるでしょう。