しあわせ日記
5月11日(水) 「クヨクヨする私」を受け入れる
PHP6月号の特集は「クヨクヨに、さよなら もう少し楽な生き方って?」。
作家の栗本薫さんは、
私は実は「非常にクヨクヨするタイプの人」なのです。
だからもういっそ、私は「クヨクヨしてしまうんだから、クヨクヨしたらいいじゃないか」と思います。「クヨクヨしてはならない」と思うこともまた私たちクヨクヨ人種にはクヨクヨのタネなのです。
逆療法というわけでもなく、「クヨクヨする私」を受け入れるように少しずつなってゆく、それ以外に、私たちのような人種に「気楽に生きよう」なんて、それ自体が無理なんですよ、きっと。
そうなんです。
「クヨクヨしてはならない」「こんなことではいけない」
と思うと、またクヨクヨして、悪循環になってしまうんです。
私も、「クヨならいい」と思います。
でも、いつまでもクヨクヨするのは、自分のためによくないでしょう。
「クヨクヨする私」を受け入れ、さらに、
「私にはクヨクヨするクセがある」と考えられたら、と思います。
ついクセが出てしまうのはしかたがありません。
悪いクセは出た時に、
早めに気づいてストップできればいいのです。
くよくよしないための幸せになる考え方を心がけ、
少しずつできるようになってゆくことで、
ラクに生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。
ところで、もちろん私も「非常にクヨクヨするタイプの人」でした。
幸せになる考え方ができるようになるにつれて、
ずいぶんラクに生きられるようになりました。
幸せになる方法が実践できるようになるにつれて、
けっこう幸せに暮らせるようになりました。