しあわせ日記
4月27日(水) 『アルケミスト』
「朝の読書」に何を読もうか?
と、本棚に並ぶ背表紙を見回したところ、目にとまったのが、『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ)でした。
羊飼いの少年・サンチャゴが宝物を探してエジプトのピラミッドへ旅をする童話のような物語です。
“アルケミスト”とは「錬金術師」のことで、サンチャゴは旅の途中で錬金術師にも出会います。
夢と冒険と魔法のファンタジーの世界です。
この本の中には、魅力的な言葉がでてきます。
「地球上のすべての人にはその人を待っている宝物がある」
「夢が実現する可能性があるからこそ、人生はおもしろいのだ」
「人生で簡単に見えるものが、実は最も非凡なんだよ。
賢い人間だけがそれを理解できるのさ」
「人は、自分の必要と希望を満たす能力さえあれば、
未知を恐れることはない」
「もしおまえが自分の心をよく知っていれば、心はおまえに反逆することはできない。
なぜならば、おまえは心の夢と望みを知り、それにどう対処すればいいか、知っているからだ」
『アルケミスト』を今朝、読み出したら、10分では終わらずに、つい30分近く読んでしまいました。
少しワクワクした気もちになり、続きを読みたくなります。
「読んでいておもしろい」「心が動かされる」というのが読書の目的になっている人も多いのではないでしょうか。