記事について

97/ 1/13 ドラマクイーンだ常盤貴子
97/ 1/20 「悩みを知らぬ若者増える」?
97/ 2/ 3 「軽い気持ちなら長続きする日記」
97/ 2/17 「テックウェブ成功の秘密」
97/ 2/24 「少子化対策」



96/ 9/11 「自分育て」 豊かさの指標
96/11/ 1 小さな幸せ
96/11/11 肉に幸福感招く物質
96/12/ 1 こどもの詩 「幸せ」cheer!
         夫婦間で「老化」を感じるのは?
96/12/30 「人生案内」




















「自分育て」 豊かさの指標

広岡守穂・中央大学教授
読売新聞 96年9月3日・夕刊・文化欄

 次のようなことを読んだ。
 豊かな社会を「自分育て」という言葉をキーワードで考える。
 自分育ての例として、ボランティア活動やNPO(非営利事業)的な仕事おこしをあげ、それには、家庭の支え合いとともに、行政の支援が必要。
 「自分育て」は現在の私にとって大きなテーマとなっている。幸せになるためには、幸せになる能力を育てる必要がある。幸せになる考え方や方法を日常生活の中で自然にできるようになるためには、自分を育てるしかない。そのための方法を考え、自ら実践してみることが最近の私の重要課題である。



小さな幸せ − 加藤紀子インタビュー

テレパル '96 No.22

「幸せがつまった生活っていいなあって思うんです。1日に1個、どんなに小さくても幸せを持てる毎日って豊かでしょ。」
「とか言っても、ふだん幸せだなって実感できるのはおいしいものが食べられたり、お風呂に入って寝るときなんですけどね。小さな幸せ過ぎます?」

 私も「小さな幸せ」って大好きです。
 ところでどうしてこんなインタビューになったのでしょう。
実は加藤紀子さんの新曲のタイトルが「小さな幸せ」なんだってさ。



肉に幸福感を招く物質

     96/10/30 読売新聞

 最近、肉などに多い脂肪酸から、アナンダマイトという幸福感をもたらす物質が作られることが分かってきた、とのこと。

 この幸福感の定義や基準て何なんだろう。科学で幸福感なんて言葉を使っていいのだろうか?
 幸福感という意味だったら、料理のしかたとか、お腹をすかせて食べるとか、好きな人といっしょに食べることのほうが影響が大きいような気がする。
 幸せを感じるためにいちばん大事なのは、味わって食べることだと思う。そして、幸せを感じる習慣。



記事 こどもの詩「幸せ」

     田谷純子(茨城県水海道市・鬼怒中3年)
           96/11/26 読売新聞
    いつも
    あたしには幸せなんて
    やってこないんだって思ってた
    でも今
    あたしから幸せ
    つかみにいってやるって思ってる


 これにたいして評者(川崎洋氏)
 幸せは待っているものではなく捕まえに行くものなのですね。その通りだと思います。

 ハオハオ。(私の心の口グセ)



夫婦間で「老化」を感じるのは!?
 
          96/11/19 読売新聞

 田辺製薬「夫婦の老化度チェック」より
(東京・大阪の30代〜50代300組の夫婦へのアンケート)

 相手が年をとったと感じるのは?
   夫の1位「妻の愚痴が多くなる」
   妻の1位「夫との会話が減る」

 これって老化現象なのかな?歳に関係なく夫婦関係でいちばん多い問題じゃないかと思う。私は「幸せになる方法」のなかでこう書いた
「言うは易し、行なうは難し」ですか?



’96年 人生案内 回顧座談会

    12月27日 読売新聞

 読売新聞の人生相談欄「人生案内」の回答者の方々による座談会の記事。
 今年目立った相談内容・・・「経済的な家庭の崩壊」「離婚」「セックスレス」「嫁姑の問題」など。総じて、人間関係に関する悩みが特に多い。「人間関係に自信がない」「まわりの人との距離の取り方に悩む」「自分の心の置き場に困る」など。
 悩みの要因・・・個を確立し過ぎ、自分のモノサシ(価値観)に縛られる、身近に相談する人がいない。
 どうすればいいか・・・相手を許容する力をそれぞれに身につけていく。相手の思いや悲しみを理解する。お互いにやさしい気持ちで支え合っていく。それぞれが自分らしさを持った違った生活でいい。

 約1年で掲載投書総数295通(うち男性19通)。男は7%にも満たない。どういうことだろうか???
 幸せのホームページの読者は男女半々のような感触を私は持っている。現在のインターネット利用者の男女比から考えれば、女性が多いと思う。日本の男性で幸せについて真剣に考える人は少ないのだと思う。
 私は幸せについてよく考えないのは、人生の損だと思っている。
   だって、何のために生きているの?
 (って、幸せのホームページを読んでいる人に言ってもしょうがないか)



ドラマ・クイーンだ常盤貴子

     1月8日 読売新聞夕刊

 常盤貴子さんがドラマに連投している。94年10月から95年12月まで5連投。1クール(3ヶ月)休んで、96年4月から今年の新作まで4連投。主役級では1年に1本の人も多いというのに、異例らしい。

 常盤さん本人は、(インタビューに答えて)
「本当にそんなに続いています?特に理由はなくて、結果的にそうなっただけ。ほかの人には大変かもしれないけど、私にはこのペースがいいんです」
さらに「仕事、好きですから。日本人です」とにっこり。
「これだけやっても、自分で『よかった』と思えるのは数本。やればやるほど、もっと大きなことが見えて、新しい壁ができる」
今年はどんな年に?という質問に対しても、
「自分の中で歴史を作りたい。怖いけれどいろんなことにトライして、トライしたことを残したい」

 ステキな人だ。私も、今年が人生の中で大きな1年となるようにしたいと思う。

 常盤さんといえば、「悪魔のKISS」の前に、「シャンプータイム」という番組で、私は知った。(うぁー、オタクっぽい)



「悩み知らぬ若者増える」?

               1月14日読売新聞夕刊

 ’96年度版・青少年白書で「悩みや心配事はない」という人が34%だそうだ。過去の数字と比べて増えているという。それでこういう記事のタイトルになったのだろう。

 この34%という数字はどうだろうか?逆に読めば、「悩みや心配事がある」人が66%ということになる。

 何を悩んでいるか。
  1.なし 2.勉強や進学(28%) 3.就職(22%)
  4.お金(19%) 5.仕事(15%)

 ところでこの記事は、「悩みを知らない若者が増えた」ことを、いいことだと言っているのだろうか。それともよくないことだと言いたいのだろうか。記事の中でははっきりとはしないが、タイトルのつけかたから後者のように感じる。
 悩むことをよくないことだと考えるか、悩むことはいいことだと考えるかで、立場は変わる。それには悩んだ結果どうなるかが問題になる。
 ただ「多くの時間イヤな気分で過ごした」や「病気になった」ではよくない。さらに悪いのは、「あのことがあったために私(の人生)はこんなになってしまった」、などと言い訳にすることだ。対して、いろいろと考えることができた、いい経験をした、人間として成長するのに役立った。このようになれば悩むことはいいことだ。
 ほとんどの人は悩んだ結果はなりゆきまかせ、実際はその人の習慣によってほとんどの結果は決まる。「これをいい経験としよう」、「このことから何を学ぶことができるだろうか」などと考えることができれば、悩んだ成果はきっと得られる。

 このアンケート、私だったらやはり「悩みや心配事はない」と答える。だからといって「悩みを知らぬ」者ではないつもりだし、現在もいろいろなことを考えているつもりである。
(この記事のタイトルは良くないと思う)



「軽い気持ちなら長続きする日記」
             高3・男
             1月28日読売新聞・夕刊・DO!コンポ
 (日記について)「漢字の練習とか、作文の上達とか、そんなことは一切考えないでつらつらと書いてみるのが楽しく、長続きさせる秘けつだと思います」
 楽しくっていうのがいいですね。ホームページを作ってる人もみんな同じだと思います。自分が楽しまなきゃ長続きはしない。私はけっこう楽しんでいます。
 そういえば、五木寛之さんも同じようなことを書いていた。

 もう1箇所。
「その日に感動した言葉を『今日の一言』として加えた。これが実に気分がいい。心の重しが取れる気がする」
 ここのホームページにも、今日の日付の下に『今日の一言』があります。『不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう』や『メールが来ないとしょげるより、自分からメールを出しましょう』などです。実は1月中は7種類の言葉を順番に日替りで表示していました。週に一回以上来訪された方は同じ言葉に出会ったかもしれません。2月には少しずつ増やしていこうと思っています。また、ある程度増えたら、新しいページに一覧表示しようかと考えています。

 私は1ヶ月間「しあわせ日記」を書いてきました。自分の幸せに役立っていると思います。だから、他の人にも「幸せ」を含んだ日記を書くことをお勧めしようかと考えました。ただ、まだ1ヶ月の日記初心者ですから大きな声では言えません。少なくとも3ヶ月くらい続けた後に、「しあわせ日記のすすめ」を書きたいと思います。



「テックウェブ成功の秘密」
         インターネット・マガジン3月号(インプレス)
 ウェブマガジンの老舗テックウェブはアメリカの大手出版社CMPメディア社のコンピュータ関連ニュースを中心とするウェブサイト。日本で言えばインプレスのウェブのようなものか(?)

 記事中では、このような大型サイトの問題点をいくつか挙げている。
「はじめて来た読者は、いろいろな内容が網羅されているので、どこから入るべきか悩んでしまう」
「ユーザーが、希望する情報になかなかたどりつけない恐竜化現象」

 そこですぐれたテックウェブの対策として、
「内容をキーワードで全件検索できる(テックサーチ)」
「記事の文末に、関連キーワードを入力済みのサーチ用窓の設置」
「情報の関連性でロジカルパスを考え、それをナビゲーションテーブルとしてページの右側とボトムに置く(ダブルナビゲーター)」
「利用者をウェブマスター/IT(インフォメーション・テクノロジー)マネージャ/マック・ガイ/ウィン・ガイなどいくつかのコミュニティに分けて絞り込み、それぞれに会わせたコンテンツの構成をする(フォーカシング・グループ)」 などをあげている。

 これだけではわかりにくいと思います。(私もなんとなくのイメージしかない)そこで、有効と思われるキーワードのみをひろってみる。
「キーワードによる検索、ナビケーション、コンテンツ(内容)と読者の絞り込み、読者グループ毎に今あるニュースをまとめ直す」
 私も今、幸せのホームページに関して同じようなことを考えている(ずっと規模は小さいが)。今一番の課題です。
 最後に記事の中にあった大型サイト構築の鉄則
「間口は狭く、奥行きは広い」ウェブ設計
 私もそういうものを目指したいと思っています。



97私の提言「少子化対策」

               97/2/22 読売新聞・投稿欄
 厚生省の95年人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)は1.42人で史上最低。東京都1.11人。仕事を持つ女性に限ると0.60人(90年)。
 外国では、アメリカ2.05人(93年)、スウェーデン1.88人(94年)、フランス1.65人(94年)、ドイツ1.28人(93年)。
 少子化の問題としては、将来の高齢化社会での社会保障制度への影響。

 以下が投書による一般の方のご意見。
「男性の協力がカギ」  30歳・女性・会社員
  働く女性が結婚や出産をしてもフォローしてくれる環境が整っていない。
  家庭内の男性の自立と協力が少子化を止めるカギ。
「移民受け入れも」   53歳・男性・地方公務員
  非婚化、晩婚化には、結婚・早婚の勧めがいるが、強制はできない。
  高齢社会の人手不足については、米国流の移民を認める方法もある。
「育児期間に減税」   34歳・男性・会社員
「自分流に子育て」   36歳・女性・パート
  出産・子育てへの不安が少子化につながっているのでは。
「職場の環境整備」   67歳・男性・農学博士
  育児休業制度、労働時間短縮、保育サービス、住宅・生活環境の改善。
「不妊治療に保険適用」 29歳・女性・主婦
「地域で力合わせて」  36歳・台湾の方・貿易業
  台湾では、育児は地域と保育所の役割。女性は仕事と家庭を両立。
「無痛分娩安く」    33歳・女性・歯科医師
  出産の痛みの恐怖が少子化に影響。欧米のように無痛分娩を、安く。
「婚外子を認めて」   34歳・公務員
  日本では結婚していない女性の子供が少ない。法的差別があるから。
「育児経験評価を」   38歳・女性・建築家
  欧米では子育てを終えた女性が社会復帰する際に「子育てキャリア」評価
「夜はTVを見ずに」  47歳・男性・会社員
  N.Yで大雪のための停電の10ヶ月後に子供の出生が異常に多かった。
  午後9時以降はテレビの放映を禁止する日を設けたらどうか。
「自然に任せれば」   73歳・男性・産婦人科医師
  世界的に見れば人口増加の方が問題だ。
  結局は自然に任せるのが良いと思う。
  ALL  記事について