蒲公英
「蒲公英」は何と読むでしょうか?
英語では「dandelion」ですが、
元々はフランス語の「dent de lion」(ライオンの歯)。
春の“野の花”の代表選手、「タンポポ」です。
都会でも、ちょっとした空き地に生えていたりします。
それだけ、生命力が強いのでしょう。
と言っても、強いのは西洋タンポポ(外来種)で、
昔からの日本のタンポポ(在来種)は少なくなっているようです。
西洋タンポポと日本在来のタンポポの見分け方は
花を支えている緑色の総包(ガク)が
花にピッタリついているのが日本のタンポポで、
反り返っているのが西洋タンポポだそうです。
それに、日本在来のタンポポは春に咲きますが、
西洋タンポポは一年中咲くそうです。(知らなかった)
「タンポポ調査・近畿2005」というHPがあって、
いろんなタンポポの写真が見られます。
◇タンポポ・アルバム(タンポポ調査・近畿2005)
黄色い花だけでなく、
白い花や、赤い花や、ピンクの花や、
黄色と白や赤が混じった花もあるんですね。
タンポポと言えば、あの「綿毛」を
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
春風に乗って遠くまで飛んでいく、
ファタジーの世界とも思えます。