幸不幸は誰の責任?
親の言うことは聞いたほうがいいか?
よく聞いたほうがいいでしょう。
自分よりも人生経験が豊かな人、自分のことをよく知っている人の意見は参考にしたほうがいいでしょう。(けっこう難しいことかもしれませんが)
親の言うことに従うかどうかは、自分の判断しだいです。自分のこと(望み/幸せ)をいちばん知っているのは自分です。
選択の結果はわかりません。
たとえば、親が結婚(相手)に反対した場合。親の反対を押し切って結婚して、幸せになれることもあるし、そうはならないこともあります。
幸せになれる時期は必ずあるでしょう。それでいいと考えられる人は、そういう選択をしたほうがいいのではないでしょうか。
親の言うとおりにして、後でいい出会いがあって幸せになれることもあるし、そうはならないこともあります。幸せになって親に感謝をするのはいいですが、幸せになれないことを「親のせい」にするのはどうかと思います。
それに、選択よりも本人の幸せになる能力のほうが大きいんじゃないかと思います。どちらを選んでも幸せなれる人と、どちらを選んでも幸せになれない人が多いような気がします。
「親のせいで不幸になった」と考えるのは親不幸だと思いますが、ふとそう考えてしまうのはしかたがないような気もします。
でも、「親のせいで幸せになれない」と考えるのはどうかと思います。
過去はともかく、これから幸せになれるかどうかは自分しだいです。努力すれば少しずつ幸せになれるはずです。「親のせい」を幸せになる努力をしない言い訳にしてしまうのは、自分のためによくないと思います。
親の意見に従ったとしても、それは自分が選んだことです。その選択の責任も自分が経験としてとるしかありません。「(人の意見は聞いても)自分で決めて生きている」という自覚が必要なんじゃないでしょうか。
そして、「自分(の努力)で幸せになっていく」という気もちが大事だと思います。