人付き合いに対する考え方について

　人付き合いに対する考え方は、人それぞれだと思います。
　また、特に意識して考えていない人も多いのではないかと思います。

　いちばん大きいのは、人付き合いをどのくらい重視するかだと思います。
　人付き合いに、どのくらい自分のパワー（時間やお金や神経など）を使うか、もしくは、他のものと比べてどのくらい優先するか、というようなことです。

　実際には、個々の相手（グループ）との付き合いをどのくらい重視するかです。１つの付き合いを重視すれば、その他の付き合いもしくはその他の生活の比重が減ることになります。

　自分が誰との付き合いを重視したいかによって決めればいいのでしょう。
　また、人付き合い以外のもの（夢や目標や生きがいなど）を重視してもいいのです。一人でいることを重視してもいいと思います。

　自分の生活・生き方の中で、重視したいものを大切にすることは、幸せになる方法です。
　そういう意味で、現在の自分の人付き合いを見直してみるのもいいのではないでしょうか。重視したい付き合いをおろそかにしていないか？、付き合い以外で大切にしたいものができていないのではないか？、・・・。

　もう一つの考え方というか、方針的なものとして、付き合いの深さと広さがあると思います。
　人と深い付き合いができたら、それはいいでしょう。でも、深い付き合いをしなくてもかまわないと思います。
　一方、傷つくことを恐れすぎて、ふつうの人間関係を極端に避けるのは自分のためによくないのではないでしょうか。
　浅い付き合いがふつうだと思います。悪く言えば「表面的」かもしれませんが、良く言えば「さっぱりした」付き合いです。

　人付き合いは“広く浅く”がいいか“狭く深く”がいいかというのは、どちらが良いかではなく、どちらが好きかでいいのだと思います。
　人付き合い以外のものを大切にしたいのなら“狭く浅く”でもいいでしょう。

　人付き合いに対する考え方は、人それぞれでいいのだと思います。
　ただし、「こういう付き合い“が”いい」と強く思い込まずに、「こういう付き合い“も”いい」と思えるようになれたらいいような気がします。

人付き合いについて

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