「幸せについて」
その28 希望をもつ
幸せになるためには、まず「希望をもつ」ことが大事だと思います。
希望がなければ、幸せになるために何をしたらいいかわからないだろうし、その前に、幸せになるために何かをしようという気もちにもなれないのではないでしょうか。
多くの人は心の中に希望はあるのだけれど、それがはっきりとした「希望」にはなっていないのではないかと思います。何かしら希望があるからやっていることがあるのではないでしょうか。
中には、「夢も希望もない」「希望がもてない」と言う人もいます。
希望がもてないのは、一生懸命に探していないか、あきらめが早いのではないかと思ってしまいます。一生懸命に探し続ければ、きっと見つかると思うからです。
もしかしたら、先のことを悲観的に考える(不幸になる考え方の)クセがあるのかもしれません。そのクセを自覚し、ついクセがでてしまっても気づいて、その考えをストップし、幸せになる考え方を心がければいいのです。
希望をもてるのと、もてないのでは大違いです。
まず第一に、希望がもてればそれだけで、心の中が少しは明るくなります。
希望に向けて歩きだすことができます。前進していれば、いつか幸せに出会うことができるでしょう(そういう希望ももてるのです)。
希望をなくし、幸せになるために何もしなければ、なかなか幸せにはなれないでしょう。それではあまりにも自分を大切にしていないと思います。
まずは、「希望をもつ」ことが自分(の心)にとって大切なこと・大きいことだと知るのが大事なのではないかと思います。
自分の望みを見つけて、「○○たらいいな」と思えば、少しは心が明るくなります。どうしたらいいかも見えてくるのではないでしょうか。
現実的な希望でなくても、「そのうちにいいこともあるよ」「明日があるさ」のような楽観的な希望でもいいのです。
本気で幸せになりたいのなら、意図的に楽観的な希望をもつことも必要なのではないかと思います。
まずは、「幸せになれたらいいな」という希望をもつことです。
余計なことを考えずに、「幸せになれたらいいな」と思うことで、少し心が明るくなり、そのために何かをしてみようという気もちに少しでもなれたら、と思います。
「幸せになれたらいいな」という目標をもってちゃんと努力している人は、自分の将来の幸せを信じていいと思います。
少しずつでも幸せを感じて暮らせるようになりつつある人は、自分の将来の幸せをもっと信じていいと思います。
自分の将来の幸せを信じられれば、心に希望という幸せをもって生きられます。さらなる幸せに向かって生きていけます。
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